2025/05/12 15:00
北海道生活WEBスタッフ
札幌・百合が原公園の春!チューリップ&ムスカリの道が見ごろ
5月11日の花情報! 札幌市北区にある「百合が原公園」へ行ってきました。百合が原公園の“春の名風景”といえば、芝生広場のサイロ下に広がる、チューリップとムスカリが鮮やかに咲く花壇「ムスカリの道」。今シーズンは、チューリップが約70種類6,000球とムスカリ10万株の花風景を見ることができますよ!


百合が原公園内「ムスカリの道」のエリア。全長約80m・幅15mの広さがあるとか!
ムスカリは背丈が低く、青紫色の花がチューリップの足元に絨毯のように広がります。浮かび上がるように咲くチューリップの様子も面白いですね!

ムスカリの可愛らしい花。丸いツボ形の小花がブドウの房のように咲く
チューリップは、花色が豊富にあり、その咲き姿も魅力です。一重咲きや八重咲き、フリンジ咲きやユリ咲きなど花の形がさまざま。一つひとつの表情も、ぜひ観察してみてください。


花の形や色など豊富にあるチューリップ。花びらを縁取るように色が入るものも
今日(5月11日)までに、早咲きのチューリップが十数種類ほど開花を始めています。次々と咲いて、今週の中頃には、見ごろを迎える予想とのことです。
まだ蕾(つぼみ)のムスカリや色とりどりのチューリップも賑やかに咲き揃い、魅力あふれる春の風景を楽しませてくれそうです!
また、ムスカリの道は、広い園内を周遊する「リリートレイン」の線路からも近く、車窓からの眺めもおすすめとか。
※乗車には料金がかかります。

園内を周遊する「リリートレイン」。車窓からもチューリップとムスカリが咲く風景を楽しめる (写真提供:百合が原公園)
百合が原公園では、7月19日までの毎週土曜日の13時から、開花や見ごろを迎えた植物たちをガイドボランティアの方が無料で案内してくれる「お散歩ガイド」も開催しているそうですよ! 花の知識が増えることで、観察する視点が変わったり、新しい発見があったり、楽しみ方も増えそうですね。ご希望の方は当日、緑のセンター前に13時集合!!

見ごろの花やエリアを案内してれくる「お散歩ガイド」 (写真提供:百合が原公園)
春の百合が原公園は、「ムスカリの道」をはじめ、桜は散り始めの様子もきれいでしたし、スイセンやモクレンが園内のあちらこちらに咲いていました。
これからの季節、さまざまな花が咲き続いていくので、シーズンを追って訪ねてみるのもよいですね。
(「北海道生活」WEBスタッフ)


◆「百合が原公園」について
百合が公園は、25.4ha(ヘクタール)の広大な敷地に、約6,400種類もの植物が育てられています。春のチューリップとムスカリをはじめ、初夏にはライラックやバラが園内各所で次々に開花し始めると、公園の名称にもなっている“ユリ”の季節が到来します。さらに、秋には種類が豊富なダリアが咲いて、秋の名風景となっています。また、4カ国の庭を模した「世界の庭園」などもあり、季節ごとの風景を楽しむことができます。
冬期間でも天候に左右されない温室では、早春からシンボルツリーの「ミモザ」の開花や、季節の花々の展示会が多数開催されているので、いつ訪れても楽しめます。
*5月の展示会/ペチュニア展(2025/5/8~5/18)、サボテン・多肉植物展(2025/5/20~5/25)、市民ラン展(2025/5/27~6/1)

札幌市の木「ライラック」も、もうすぐ花シーズンを迎える。昨年5月の様子 (写真提供:百合が原公園)
●百合が原公園
住所/札幌市北区百合が原公園210
問合わせ/百合が原公園管理事務所
TEL/011-772-4722
駐車場/あり(276台・無料) ※冬期間中はP2駐車場のみ開放(138台・無料)
備考/公園は通年24時間開放・無料。ほか園内各施設により営業時間が異なるほか、入場料がかかるエリアもあり。詳細は百合が原公園HPより確認してください。