2025/05/22 15:00
「北海道生活」編集部
北海道新幹線が走る田園風景、 幻の「藤城支線」と名物駅弁。

大沼から函館までは、新函館北斗駅、七飯駅などを経由。
北海道の水田発祥の地といわれる北斗市の田園風景の中を新幹線があっという間に走っていく。

なお大沼駅から七飯駅までは藤城支線という知られざる路線がある。
新函館北斗を通らず、傾斜が少ないため主に貨物列車が走る路線だが、普通列車も数本あり、乗れる機会はごくわずかだ。

新函館北斗駅と函館駅では1936年(昭和11年)創業の「函館みかど」が各種駅弁を販売しており、中でも「鰊みがき弁当」は昭和41年からつづくベストセラー駅弁。
ニシンとカズノコの親子弁当で、茎わかめ、漬物といたってシンプルだが、それがかえっていいと長年のファンに愛されている。

鰊の甘露煮は骨までやわらかくなるよう秘伝のタレでじっくり煮込まれ、米は北海道産の主に『ふっくりんこ』、カズノコも北海道産だ。
駅弁を買って、新幹線や在来線、さらに道南いさりび鉄道や青森の鉄道へと足を延ばそう。
JR北海道フレッシュキヨスク
駅弁の函館みかど
住所/亀田郡七飯町字中島5-3(工場)
TEL/0138-83-7288
HP/ https://www.hkiosk.co.jp/mikado/
※この記事は「北海道生活」の春号の記事を一部再編集しています。
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