2025/05/29 15:00
「北海道生活」編集部
車両の色で楽しめる、「道南いさりび鉄道」と函館のカクテル
道南いさりび鉄道の車両の色は、「道南の四季」をテーマにした4色と、観光列車にも使われる「ながまれ号」の濃紺色がある。

ながまれ号「待宵藍」
夕暮れから夜にかけての空の色をイメージした深い濃紺色(トワイライト・ネイビーブルー)。

山吹色「咲初」
「山吹色」は春カラー。道南の春の訪れを告げる花エゾカンゾウの黄色をイメージしている。

濃緑色「夏木立」
「濃緑色」は夏カラー。真っ青な海に緑に輝く森が爽やかな風を運び、吹き抜けていく様子をイメージ。

濃秋色「豊穣」
「濃赤色」は秋カラー。食欲の秋、赤とんぼ、紅葉をイメージしている。

白色「禊」
「白色」は雪景色の冬カラー。沿線にある木古内町は、冬の神事「みそぎ祭り」で知られている。

首都圏色(タラコ色)の車両と戸切地橋
ほかにも、国鉄時代を復刻した「首都圏色(タラコ色)」と「急行色」があり、車両の色は全部で7種類。

急行色カラーの車両と上磯のセメント工場付近
各カラーの車両については、道南いさりび鉄道の公式WEBサイトで運用予定表を公開している。
どの車両に乗れるか事前に確認できるのもうれしい。
五色の車両に合わせた、 五色のカクテルが登場。
函館の老舗バー「杉の子」では、道南いさりび鉄道の四季の色と「ながまれ号」の計5色をイメージしたカクテルが登場。
できれば各種を飲んでみたいという人のために、アルコールは少し控えめにして、色の再現と味のバランスを工夫した5種類となっている。

写真左より、ジンベースの「松宵藍」950円、ブランデーベースの「豊穣」900円。
ノンアルコール「咲初」850円、テキーラベースの「夏木立」950円。
ラムベースのホットカクテル「禊」950円は冬季限定。

「杉の子」は1958年創業、函館の老舗のバー
舶来居酒屋
杉の子
住所/函館市松風町8-5
TEL/0138-23-4577
営業/ 19:00~23:00
定休/ 日・月曜
カード/ 不可
※この記事は「北海道生活」の春号の記事を一部再編集しています。
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