2025/09/03 08:30
「北海道生活」編集長
9月3日発売!「北海道生活」秋号は「おいしい北海道」
2025年9月3日(水)は、「北海道生活」秋号 の発売日です!!
※北海道は9月5日(金)発売です
表紙はこちら!

巻頭特集は、「おいしい北海道」
実りの秋、食欲の秋。
夏の海鮮丼やメロンなど、新鮮な素材そのものを味わう季節から変わり、
秋の「ひと手間かけた」本当においしい北海道の食をご紹介します。

右は一面のそば畑、そして左は一面の小麦畑……北海道に広がる風景
「おいしい北海道」は4パートに分けてご紹介。
① 実りの秋・感謝の味~ごはん・パン・そば
② 訪ねたい、このまちの一軒
③ 朝ごはんのおいしい宿
④ お茶でひとやすみ
誌面の一部をちらりと紹介していきましょう!
実りの秋・感謝の味~ごはん・パン・そば

今年は米不足で大変でしたが、そろそろ新米が楽しみ……北海道でもおいしいお米ができます。
新米の季節に訪れてみてほしい、おにぎり屋さんを紹介しています。
あつあつのごはんをにぎって、海苔をつければ、磯の香りがふんわりと鼻を抜けます。
たらこ、うに、自家製ベーコンなど、北海道ならではの具材をお楽しみください。

表紙で撮影したおにぎり屋さんは、道南の厚沢部(あっさぶ)町にある農家さんのお店。
たらこやなす味噌など、具材も手が届く範囲の場所からとりよせたもの。

撮影の間に窓の外を見たら、かわいいシマエナガがちょこんと顔をのぞかせてましたよ♪

取材したころはちょうど小麦の収穫期、農家さんのパン屋さんも紹介しています。
農家だからこそできるパン、小麦の風味を感じ、シンプルなパンを味わってみてほしいです。

美瑛のパン屋さんを取材したときは、春には一面緑だった小麦畑が黄金色になっていました。

そして栗山町の農家のパン屋さんは、パンも野菜も雑貨も売っていて、とにかく朝から大忙し!
開店前からお客さんが入ってきちゃうので、なかなか撮影ができません。

朝開店前に行ったのに、終わったのは昼過ぎ。カメラマンと帰ろうとしたら、「おひる食べてって!」と出されたのは農家さんの野菜のカレー。
これはおいしいとしかいえない!(カメラマンに休憩してもらっていたので、さすがにこれは撮影できなかった)
さらにつづきがあるのですが……それは本誌の「編集後記」に書いていますのでお楽しみに。

そして新そばの季節。
暑い夏に冷たいそばをたくさんいただきましたが、深まる秋にもおいしいそばを、あたたかいつゆでいただきたいものです。
大人ならお酒とともに楽しむ夜もいいですね。

といいながら、撮影時は北海道でも猛暑の夏!
あたたかいつゆのメニューがないお店もありました。
私も個人的にですが、さっぱりしたすだちそば(すだちは北海道産ではないので撮影せず)をいただきました。
訪ねたい、このまちの一軒

「訪ねたい、このまちの一軒」は、小さなまちで見つけた、小さなお店をご紹介。
え?こんな場所にあるの?という穴場のレストランを見つけてきました。
「小さい秋みつけた」という歌がありますが、「小さい店みつけた」という感じで、これまでの取材先やお知り合いのつてなど、あちこちまわって見つけてきました。
地元の食材をていねいに使ったお店が多いので、ちょっとぜいたくしたいときにおすすめです。
朝ごはんのおいしい宿

「朝ごはんのおいしい宿」は、これまで取材し、旅してきた中から厳選したリアルな情報!
かねてから「朝ごはんの特集をやりたい」と思っていましたが、この特集の中で実現してしまいました。
豪華で目が回りそうなブッフェもいいのですが、秋の旅なら、大人が静かに料理と向き合うセット(定食)スタイルもいいのではないでしょうか。
上質なホテルのレストランから、民宿の朝ごはんまで、実際に「この朝ごはんのために泊まろう」と決めている宿ばかりです。
ちょっと珍しいところでは、ミュージシャンが来た時に泊まる宿の朝ごはん、というのもありますよ。あのアーティストがここで朝ごはんを食べたんだ!とちょっと感動します。
お茶でひとやすみ

食べてばかりではありません。
静かな秋、あたたかいお茶を一服、甘味をいただく時間もいいものです。
北海道ですと、〆パフェなどスイーツはありあまるほどあるのですが、この特集では手づくりしたお菓子とお茶が飲めるお店を厳選して紹介しています。
日本茶、体にいい調合茶、などなど、こちらも大人の人に訪れてほしいお店ばかりです。
毎年恒例の移住特集&鈴木直道 北海道知事インタビュー

そして、秋号恒例の移住特集「ほっかいどう移住案内2025-26」と「鈴木直道 北海道知事インタビュー」も合わせてお送りしています。
知事就任以来、鈴木直道さんには毎年インタビューでお世話になっています。
分刻みで大変お忙しい方ですが、なんといっても鈴木直道さんは北海道に移住してきた、まさに北海道の移住者代表。
いま北海道や、各市町村で、移住についてどう取り組んでいるかをお話しいただくとともに、今年は移住だけでなく、ワーケーションや二地域居住といった新しいスタイルについても語っていただきました。

「そういえば鈴木知事、ここのサンドイッチ好きらしいな~」と思い出したのが、取材で札幌駅からJRに乗る朝、時々買うサンドイッチ。エアコンがない家を飛び出し、車両の中でいただくサンドイッチもオアシス的なおいしさでございました。(写真はタンドリーチキン)
2025年の夏は、北海道もとっても暑かった!
それでもあっという間に涼しくなり、田畑には実りの風景が広がり、おいしい季節を迎えています。
大人の旅を考えている方、この一冊でじっくりと北海道の秋をおいしく楽しんでくださいね。
(「北海道生活」編集長)