2025/06/28 14:00
北海道生活WEBスタッフ
札幌・大通公園の「花フェスタ2025」へ。6月29日まで開催中!
札幌・大通公園(会場:4丁目~8丁目)で、花とガーデニングの祭典「花フェスタ2025札幌」が6月29日(日)まで開催中です!
青空の下、たくさんの花ファンで賑わう会場へ行ってみました。

7丁目会場の「花市場」
注目したいのは「北海道農業高校生ガーデニングコンテスト」。毎年楽しみにしている人も多いこのコンテストは、道内の農業高校の生徒たちが、学校で育てた花苗などを使ってつくったガーデニング作品を競うコンテストです。
4丁目・5丁目会場にガーデニング作品が展示されており、11校16チームが参加しています。

北海道農業高校生ガーデニングコンテスト、11校16チームが参加
今年は「フラワーワンダーランド」をテーマに、花々であふれる空間がつくり出されています。
そして、コンテストの大賞は、北海道静内農業高等学校の作品。準大賞は、北海道新十津川農業高等学校Aと北海道剣淵農業高等学校となりました! そのほか、奨励賞に北海道新十津川高校B、特別賞に北海道旭川農業高校Aが選ばれました。
受賞作品の中から、いくつかご紹介しますね!
◆大賞|北海道静内農業高等学校
「Something Blue ~蹄鉄と花が紡ぐ幸せの庭~」
静内農業高等学校のある新ひだか町は、全国有数の馬の産地であるとともに、デルファニウムの花生産が盛んな地域。幸福を呼ぶ馬の蹄鉄をモチーフに、日高山脈を表現し、デルファニウムが映える青い庭を制作。

北海道静内農業高等学校の作品。噴水を背景に、爽やかな青い花々が映える作品
◆準大賞|北海道新十津川農業高等学校A「大地の恵み」
宿根草と一年草を一つの空間でコラボレーションさせた作品。色とりどりな植物で、大地の恵みを表現している。

北海道新十津川農業高等学校Aの作品。大地の恵みのように、ボリュームいっぱいに色とりどりの花が咲き揃う
◆特別賞|北海道旭川農業高校A「持続可能な街「あさひかわ」」
旭川の魅力は、地域素材を活用した食文化、観光そして環境保全への取り組み。環境に調和した地域社会の構築を目指す旭川をイメージした作品。


北海道旭川農業高校Aの作品。川と山の美しい景観と、旭川ラーメンやBBQシーンの食文化も表現!
ぜひ、農業高校の生徒たちが手がけた、素敵なガーデニング作品を堪能してください。規模の大きな作品なので、写真スポットにもなっていますよ!
続いて、木陰が心地よい6丁目会場には、花卉・園芸用品、花にまつわる雑貨の販売や飲食店ブースのほか、ギャザリングやハンギングバスケットの作品が並んでいます。プロが手がけた花のデザインは見事です!


6丁目会場は、大きな木々が日差しを遮る心地よいエリア。お買い物や飲食を楽しめるほか、ブーケアレンジショー、演奏会などのステージも

ギャザリングの作品展示

ハンギングバスケットの作品展示。プロたちが手がけた作品をぜひ参考にしたい!
さらに7丁目会場は、各地の園芸店・ガーデンショップや種苗会社などが、花苗やガーデンアイテムを揃えて出店している「花市場」。お気に入りの一つをぜひ探してみましょう。


花苗やガーデンアイテムなどが揃う、7丁目会場の「花市場」
一年草や宿根草の花苗が並ぶほか、おしゃれな鉢植えやガーデン雑貨のお店、バラ専門店や海外直輸入のガーデンファニチャーやアイテムが並ぶショップもありますよ!


バラ苗や宿根草を扱うブース


おしゃれなグリーンや、ガーデンファニチャー&ガーデン雑貨類も!
また、8丁目会場は、週末にキッチンカーが登場するほか、今週末(6月28日・29日)は北海道農業高校マルシェが開催されます。マルシェでは、ジャムやソーセージ、アイスクリームやパウンドケーキなど、地域性を生かした商品が並ぶそうですよ。トラクター試乗会も!
期間中は、花ファンで賑わう会場。お買い物のほか、ステージショーやワークショップなども開催されているので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「花フェスタ2025札幌」は明日、6月29日(日)までです!
会場は札幌・大通公園4~8丁目。入場は無料、10時~18時(最終日は17時まで)。
また、同じく明日まで開催の「SAPP‿ROフラワーカーペット2025」も、札幌市北3条広場(アカプラ)を中心に開催されています。時間があれば、ぜひ見に行ってみてください。
(北海道生活WEBスタッフ)


「花フェスタ2025札幌」は大通公園4~8丁目が会場