お腹の顔が踊る！富良野で「北海へそ祭り」7月28日・29日開催

北海道の“へそ”とも呼ばれる富良野市（ふらのし）で、7月28日（月）・29日（火）に「北海へそ祭り」が開催されます。お腹に顔を描いて踊るユニークな姿を一目見ようと、道内外はもちろん、海外からの観光客も多く訪れています。

富良野市は北海道の地理的中心に位置することにちなみ、その特性を活かして生まれたのがこのイベント。40年以上の歴史を持ちます。踊り手たちがお腹に「図腹」という顔を描き、頭を大きな笠で隠して踊る姿は、へそ祭りならでは光景。へそを口に見立てた表情豊かな図腹が踊りに合わせて上下に揺れ、見る人を笑顔にしてくれます。毎年約4,000人の踊り手が参加し、7万人の観客が集まる賑やかなお祭りです。

お祭りの醍醐味の一つは、観光客も「図腹」を描いて踊りに参加できること。両日とも飛び入り参加の受け付けを行なっており、衣装セットをレンタルすることも可能です。地元の人々と一緒に踊れば、富良野の温かなおもてなしを肌で感じることができるでしょう。特設会場で行なわれるパレードでは、色とりどりの衣装に身を包んだ踊り手たちが、ユーモラスなパフォーマンスを披露します。

描かれた顔も表情豊かに、ユニークなパフォーマンスで祭りを盛り上げる

そのほか、書道パフォーマンスや富良野彌榮太鼓の演奏、赤ちゃんハイハイレースや「へそ歌王決定戦」など多彩なステージイベントも予定され、子どもから大人まで、家族みんなで楽しめるイベントとなっています。また、地元の食材を使った美味しいグルメが楽しめる「ふらのへそグルメ」の特産市も同時開催。富良野ならではのご当地グルメ、北海道の味覚を堪能してください。

富良野ならではの新鮮な野菜や特産品を使ったグルメが並ぶ。夜には美味しいグルメとビールを手に、大勢の人で賑わう

富良野市「第57回北海へそ祭り」