2025/09/17 09:30
北海道生活
北海道移住案内2025・秋|いかめし発祥地・森町では、若者と子育てを応援!
北海道生活 vol.101 秋号 特集「ほっかいどう移住案内2025-26」掲載情報をピックアップしてお届けします。
森町(もりまち)

今年の桜まつりを盛り上げた、500個の桜色に輝く「オニウシサクランタン」
若者の活躍が見られる、
寒冷期も過ごしやすいまち。
北海道で唯一「ちょう」ではなく「まち」と呼ぶ森町。北海道の南にある渡島半島の南東部に位置し、内浦湾と秀峰駒ケ岳に囲まれ、農業・漁業及び水産加工業が基幹産業になっている。道内の中でも温暖な気候で、降雪量も少ないため、寒冷期も過ごしやすい地域となっている。多くの自治体と同様に人口は減少傾向にあるが、地域おこし協力隊制度の活用や大学との連携事業を積極的に行ない、若者のめざましい活躍が見られる。他方では保健・医療・福祉サービスにも力を入れ、無料総合検診の拡充や、高齢者への入浴助成制度など、町民が主役となれるまちづくりを推進している。

子育て支援が充実したまちを目指して、さまざまな支援制度を用意

保育ニーズの多様化に対応するため、新しい町立保育所を建設中。(写真は完成予想図)
子育て環境の充実と、
家庭の経済負担を支援。
子育て環境の充実に力を入れる森町では、出産時や子どもの入学、卒業のタイミングでの奨励金制度や、幼児教育・保育料等の完全無償化及び小中学校の給食の無償化など、多くの支援制度を用意。さらには子どもの医療に関しても、高校生までの医療費無料化を実施し、家庭の突発的な経済負担にも対応している。また、教育機関と連携した地域を題材にした活動も多く、ここ数年で15以上の学校の学生がまちを訪れている。今年12月には、新たな保育所の供用を予定。「やさしく・つよく・楽しく 生きる力を育み 町の未来へとつなぐ」をテーマに施設の整備を進めている。

荘厳な景色を見せる上大滝

隣町と合併し、新町「森町」となって今年で20周年。写真は20周年の記念ロゴ
体験住宅
森町移住体験施設(市街地型)

森町で実際に生活してみることで、生活スタイルや気候風土などを体験できる「ちょっと暮らし」を可能にした森町移住体験施設。便利な市街地で実際の生活環境を体験できる。また、北海道の自然の中でゆったりとした生活が体験できる「郊外型」も用意されている。
◆森町移住体験施設
所在地/茅部郡森町字上台町299-3
利用料金/2,000円/日(水道光熱費込)
利用期間/6泊7日から29泊30日まで
問合わせ
森町企画振興課 関係人口創造係
TEL/01374-7-1283
HP/https://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/
アクセス/東京より空路で函館空港まで約1時間20分。JR函館駅より電車で約50分
