2025/09/19 11:30
北海道生活
北海道移住・秋|木古内町は首都圏へのアクセスと手厚い定住サポートが魅力
北海道生活 vol.101 秋号 特集「ほっかいどう移住案内2025-26」掲載情報をピックアップしてお届けします。
木古内町(きこないちょう)

小学校に入学してから初めての給食。木古内町では給食の無償化を実施している
未来をつくるハブタウン、
いつでも気軽に来れるまち。
新幹線で東京から約4時間、青函トンネルを抜けて北海道で最初に新幹線が停まるまちだ。そのアクセスのよさからも、定年退職後の移住先としても注目されている。また、道の駅「みそぎの郷きこない」は今年5月に来場者500万人を突破し話題になっている。まちでは町内の医療機関への無料送迎バスの運行、介護用品の助成や冬には屋根の雪下ろし等の除雪サービスを町内業者から受ける際の費用の助成を行なったりと、高齢者向けの福祉サービスが充実している。町内生産のブランド牛『はこだて和牛』や「はこだて和牛バーガー」「はこだて和牛コロッケ」などの特産品も人気。

2024年に木古内町で初めて開催された「アイアンマンみなみ北海道大会」
万全のサポート体制で、
子育てから移住までを支援。
町内唯一の教育・保育施設「きこない認定こども園」では、副食費・保育料の無償化を行なっている。ほかにも高校3年相当年齢までの子どもの保健診療分の医療費自己負担額の全額助成や、木古内町町立学校における義務教育9年間の教育費等の無償化を行なうなど子育て支援が充実。また、就業者への支援もさまざまで、町外からまちへ移住し、就職した場合、その人件費の一部を採用企業等へ支援する移住就労促進事業や一次産業就業初期段階の後継者に対して補助を行なう一次産業後継者支援事業などを実施している。ほかにもエアコン購入や省エネ家電買い換えなどの助成も行なっている。

2023年に北海道無形民俗文化財に指定された、天保2年から続く「寒中みそぎ祭り 」

「木古内町地域脱炭素将来ビジョン」の策定により「ゼロカーボンシティ宣言」を実施。写真は木古内町の風力発電施設

木古内町で水揚げされたサーモン。「一次産業者等チャレンジ応援補助金」として漁業・農業・林業の取り組みに補助を行なっている
TOPIC
木古内町移住定住
新生活しあわせサポート条例
町外からの移住と町民の定住を促進する「木古内町移住定住新生活しあわせサポート条例」を2022年より施行。
●マイホーム取得促進事業
新築・中古を問わず、町内にマイホームを取得し、居住する方に対して補助金を交付。(100万円~)
●空き家リフォーム助成事業
町内の空き家に居住するために行なうリフォーム費用の一部を助成。(最高100万円・上記と重複可)
●定住促進家賃補助事業
町内の民間賃貸住宅(アパート、借家など)に居住する方の家賃の一部を補助。(月額1万5千円まで、最長3年間)
●空き家バンク事業
町内で空き家となっている家屋を所有者が登録し、購入・借家希望者と町がマッチングをする。相場より比較的安価で売買されるほか、上記のマイホーム取得・リフォーム補助金も活用可能。

問合わせ
木古内町まちづくり未来課 まちづくりグループ
TEL/01392-2-3131
HP/https://www.town.kikonai.hokkaido.jp/
●木古内町
アクセス/東京より空路で函館空港まで約1時間20分。空港より車で約40分。東京駅より新幹線で木古内駅まで約4時間。