2025/09/20 11:30
北海道生活
北海道移住・秋|豊かな自然と手厚い移住支援が魅力の厚沢部町
北海道生活 vol.101 秋号 特集「ほっかいどう移住案内2025-26」掲載情報をピックアップしてお届けします。
厚沢部町(あっさぶちょう)

認定こども園「はぜる」の広々とした園庭で子どもたちが遊んでいる様子
自然豊かで過ごしやすく、
手厚い移住支援体制のまち。
森林がまちの約82%を占める渡島半島の日本海側に位置する厚沢部町。豊かな自然にあふれ、冬は比較的温暖で積雪量も少なく過ごしやすいまちだ。農業と林業が基幹産業で近年はカボチャ、サツマイモ、アスパラガスの生産地として注目され、特にメークインの発祥の地として知られている。
移住者への支援が手厚く、町外からの新たな移住者や、Uターン者へ、5〜10万円の定住報奨金を支給。さらに結婚・出産祝い金の支給、認定こども園の保育料完全無料化、小・中学校の給食費及び修学旅行費無償化、高校卒業までの医療費無償化など、子育て世帯に向けた支援制度も充実。

カーサイトやコテージなどを備えたオートキャンプ場「ハチャムの森」。レンタル用品が充実し、初心者でも気軽に利用できる
テレワークをサポートする、
「保育園留学®」をスタート。
まちが100%出資して設立した「素敵な過疎づくり株式会社」では、移住・空き家の相談受付や家具や家電、食器などひと通りの生活備品が揃い、少ない荷物で気軽に利用できる「ちょっと暮らし住宅」4棟を活用した移住体験事業を展開している。
また、令和4年度から実施されている「保育園留学®」に加え、令和7年からは「小学生留学」も始まり、上の子は「小学生留学」、下の子は「保育園留学®」、そして両親は在宅・テレワークで仕事が可能に。アクティビティメニューも充実している厚沢部町に家族みんなで滞在しながら、観光とは異なる地域の魅力が体験できると評判だ。

冬に開催の「道駅まつり」では、願い事やイラストの描かれたスカイランタンが夜空に浮かんだ

滞在者のブルーベリーの収穫体験の様子

滞在者のアスパラ収穫体験の様子
体験住宅
厚沢部町「ちょっと暮らし住宅」
町内で空き所在地/檜山郡厚沢部町本町
構造・間取り/木造3LDK〜
利用料金/週額40,000円〜、月額100,000円〜(いずれも棟により異なる)
利用期間/週間〜6カ月
※6カ月を超える滞在を希望する場合は、応相談。
駐車場代・水道光熱費込、寝具代別途。
Wi-Fi環境あり(料金別途)。ペット不可。

※写真はG棟
問合わせ
素敵な過疎づくり株式会社
TEL/0139-64-2022
●厚沢部町
アクセス/東京より空路で函館空港まで約1時間20分。空港より車で約1時間10分。北海道新幹線新函館北斗駅より車で約50分。