2025/09/29 07:30
北海道生活
北海道移住・秋|栗山町 移住者起業で活気。利便性と豊かな自然の両立
北海道生活 vol.101 秋号 特集「ほっかいどう移住案内2025-26」掲載情報をピックアップしてお届けします。
栗山町(くりやまちょう)

市街地から遠くない距離に、のどかな田園風景が広がる
利便性と豊かな自然が両立、
田舎過ぎず都会ではないまち。
札幌市から車で約1時間、新千歳空港から車で約45分、小樽や苫小牧のフェリー乗り場からも車で1時間10分ほどの距離にあり、交通アクセス良好。商業・医療・公共施設がコンパクトに集約されていて、日常生活に不便がなく近隣都市にも出かけやすい。市街地からほど近いところに国蝶・オオムラサキが舞う御大師山(おだいしやま)や、多種多様な農作物を育む田園風景が広がる。都会ではなく田舎過ぎない、「利便性」と「豊かな自然」が両立した暮らしができ、リモートワークが可能な人や道外との往来が多く、アクセスのよさを重要視する人の移住におすすめ。

御大師山の裾野に広がる栗山公園。無料の動物園やキャンプ場、野球場などを併設。近くに「オオムラサキ館」もある
自然環境をフィールドに、
ふるさと自然教育に注力。
まちの入口では日本遺産『炭鉄港』の構成遺産の一つである北海道最古の老舗酒蔵・小林酒造のレンガ造り酒蔵群が訪れる人々をお出迎え。北海道産の原料にこだわった酒造りをしている。町内の小・中学校では「ふるさと自然教育」に力を入れ、身近な自然環境をフィールドとして活用。栗山の自然や先人たちの素晴らしさを学ぶ自然体験プログラムを授業の一環として取り入れている。また、ものづくりにスポットを当てたまちづくりを行ない、クリエイターの移住も歓迎。ものづくり以外にも映像や音楽に携わる人の移住相談が増えてきている。

「雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウス」では、1年を通して身近な自然を体験できるプログラムを実施している

移住者が開業したドッグランカフェに集い、交流会を開催

2023年にオープンした栗山煉瓦創庫「くりふと」では、町民主催のハンドメイドイベントなどが開催されている
TOPIC
移住相談会への参加をはじめ、
オンライン移住相談まで展開中。

移住促進を積極展開する栗山町は、暮らし体験住宅での生活体験や、地域の人たちとの触れ合いを推進。ほかにも長期滞在が難しい場合は、半日から1日の町内案内を実施。希望に合わせて企業見学や住まいの内覧も可能。専任の移住コーディネーターがていねいに対応している。また年に数回、東京や大阪での移住相談会やオンラインでの移住セミナーにも参加しているので、気軽に相談できる。
問合わせ
くりやま移住促進協議会(栗山町定住推進課内)
TEL/080-9003-0658
●栗山町
アクセス/東京より空路で新千歳空港まで約1時間30分。空港より車で約45分。
