2025/10/07 07:30
北海道生活
北海道移住・秋|上川町 大雪の自然を満喫しながら「好き」を仕事に!
北海道生活 vol.101 秋号 特集「ほっかいどう移住案内2025-26」掲載情報をピックアップしてお届けします。
上川町(かみかわちょう)

天井が高く広々とした「ここふれ」の遊戯室。ステージ上にはボルダリングもあり
充実の設備と手厚いサポート、
まち全体で子育てや教育に尽力。
北海道のほぼ中央に位置し、日本最大級の山岳自然公園「大雪山国立公園」を有する自然豊かなまち。そんな恵まれた環境のなか、地域全体でたくましく心豊かな子どもを育てようと、教育や子育て支援に力を入れている。町独自の助成制度が数多く設けられていて、小・中・高校とそれぞれの成長に応じた手厚いサポートが受けられるほか、不妊治療助成や妊娠・出産後のサポート、ひとり親家庭や障がいのある子どもへの助成など、子育て世代にとってより良い環境が整えられている。

教室には子どもたちが描いた運動会の思い出の絵が飾られていた。
4月にオープンした上川町認定こども園「ここふれ」は、幼稚園と保育所の機能や良さを一体化した施設で、保護者の就労の有無や勤務状況などの条件に合わせて利用できる。上川町内に住民票があれば、給食費を含めて利用料無料なので、家計の負担も軽減できる。また、子育てに関する相談や交流の機会を提供する子育て支援センター「どんぐりっこルーム」も併設していて、未就学児はもちろん、祖父母を含む保護者や妊婦なども利用できる。毎日、午前と午後に行なう「親子あそび」や月一回の土曜あそびも好評で、毎週水曜は事前予約で面接相談も実施。気軽に訪れられる憩いの場として、大きな役割を果たしている。

「どんぐりっこルーム」にはたくさんの絵本やおもちゃが揃っている。

秋は日本一早い紅葉が楽しめる

大雪山のふもとに位置し、豊かな自然に恵まれた上川町
TOPIC
新しく機能的な施設。
地域全体で子育て支援。

上川小学校の隣にある施設。町産木材のトドマツを活用した建物は明るく、木のぬくもりに満ちた安全で快適な空間が広がっている。地域の子育て支援の拠点として未就学児やその保護者、妊婦が気軽に使える子育てサロン「どんぐりっこルーム」も併設している。
住所/上川郡上川町新町323-5
TEL/01658-2-1030
営業時間/開園時間7:30〜18:30 (認定区分により、教育・保育時間は異なる)
定休日/日曜、祝日、年末年始
ツリークライミングRを通して、
木の魅力を知ってほしい。
移住前は特殊伐採に携わっていた吉田さん。現在は木を生かし育て、まちづくり・森づくりのために技術を使いたいと、ツリークライミングR体験を行なっている。「子どもから大人まで誰でもロープを使って登ることができます。リフレッシュできて達成感も得られますよ。ほかにも森から出た木は大上川神社の絵馬づくりに活用しました。今後も多くの人が木に触れる機会を増やしていきたいです」。
問合わせ
上富良野町 企画商工観光課 企画政策班
TEL/0167-45-6994
●上富良野町
アクセス/東京より空路で旭川空港まで約1時間40分。空港より車で約30分。
