2024/03/01 00:30
「北海道生活」編集長
3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅
2024年3月1日(金)は、「北海道生活」春号の発売日です!!
(通常は3日発売ですが、土曜が雑誌の休配日に当たるため前倒しになっております)
※北海道は3月4日(月)発売です
表紙はこちら!
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/eb419327be7098125f727e97dbf87dd1d7f22aa3719383ab98bb437d0598cf6e65ded67c4bfa3.jpg)
巻頭特集は「新・函館から、春の道南へ。」
北海道の春は、桜前線とともに道南・函館から始まります。
函館といえば、おいしい海鮮、にぎやかな朝市、美しいまちなみ……と魅力だらけですが、この特集では、そのさらに奥へと、誰も見ていない新・函館を紹介しよう!という特集です。
新発見、函館の大自然。
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/5e172c89761de9196207e1d554cd76e800c771a012ab3091463a487443d98aec65dedad661423.jpg)
たとえば、表紙になった高台にいる野生馬、これも函館市の風景なんです。
牧場で囲われているわけでなく、撮影の時はたまたまこの場所にいました。
このように、ガイドブックにはなかなか見られない、函館の底の深さと幅の広さをまるっと紹介しているので、「北海道生活」読者のみなさんだけにお送りするとっておきの情報がたくさんありますよ!
新・函館市長の大泉潤さん巻頭インタビュー
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巻頭インタビューは、昨年4月に新・函館市長になった大泉潤さんにお話をうかがいました。
タレントの大泉洋さんのお兄さんとして全国的にも知られるようになりましたが、実際にお目にかかって、どのような方なのか読者のみなさんにもご紹介したい!と、函館や道南の魅力、住んでみて感じたこと、子どもの頃の思い出や将来について、などなど1時間たっぷりお話しいただきました。
口調がちょっとだけ大泉洋さんに似ていて、とにかく話が盛りだくさん! さすがに血は争えないなあと思いました。
しかもインタビューで聞いた「函館の魅力」が、その後のページと不思議とリンクしてくる……その魅力とは何か?順を追ってご覧いただきましょう!
道南、新しい酒どころへ。
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最近の函館で注目なのは、酒蔵やワイナリーがどんどん増えていること。
50年以上酒蔵がなかったところへ函館と隣の七飯町に次々誕生し、道南地方は今やワイナリー、ビール、焼酎、ウイスキーまで、つくっていないものはないくらいの酒どころになっているんです。
写真の「仏壇」とあるところは、仏壇屋だった建物を改装した、酒どころ道南の発信地となるお店です。
地元の人に偶然連れて行ってもらったというお店で、酔っぱらいつつ「取材させてください!」とお願いして後日取材させていただきました(笑)
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/1b3f11344b1eddddcae7cda1d0a85051fdd8dd72dbe84bc134634577df2252ce65defd610cae1.jpg)
……というわけで、道南のお酒MAPもつくってみました!
道南のワイナリー、日本酒、ビール、焼酎、ウイスキーなどがまるっとわかりますよ。
一部は開放されていたり試飲ができたりする場所もあるので、ぜひチェックしてみてください。
いいものを、道南から。
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道南で、ものづくりをしている人たち、いいものを発信している人たちと、そのお店をご紹介。
こちらは七飯町(ななえちょう)で、函館・南茅部(みなみかやべ)地区の白口浜真昆布の魅力を伝えたいとがんばっているパン屋さん。
週末だけ開いている、しかも冬期休業という、知る人ぞ知るおいしいパン屋さんです。
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八雲町(やくもちょう)では、熊の木彫りの歴史や今の作家さんの作品を紹介する専門店。
熊の木彫り好きには知られているマニアックなお店も、ご紹介しています。
実は八雲町で熊の木彫りが誕生して今年で100年! イベントも企画しているそうですよ♪
生まれ変わる函館。
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観光客のみなさんが函館で集まる場所といえば、まず西部地区があげられますが、美しくエキゾチックな歴史的建造物の立ち並ぶ片隅で、小さな空き家や古いビルが、地元の若者たちの手でよみがえっていることを知っていますか?
そこで、古民家やビルを再生して、生まれ変わったお店や場所をご紹介!
お店だけではなく地元の人と交流できる場所もあり、次に観光で訪れるときには、ぜひ立ち寄ってみてほしいです。
歴史を紡ぐ、小さな名店。
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こちらでは最新情報だけでなく、昔から地元で愛されているお店をご紹介。
前号の「北海道生活」冬号をお読みいただいた方はピンとくるかもしれませんが、札幌・小樽・旭川と地元の人たちにクチコミで情報を集めた際に、函館からも集めておりました。
こちらの店は、取材でうかがった夕方に、すでに常連が酔っ払っていてびっくり!
「なに取材してるの?」「いつ出る雑誌?」と、こちらが取材攻めにあいました(笑)
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/d9111b19885873809c87feefcb4f1d828af04fe0c10cd67f724e6fe16540a9e765dedc16f2ee4.jpg)
このお店がロケ最後だったこともあり、カメラマンが帰ってからそのまま食事していると、
「ホッケの煮つけ食べるかい?」
とスッと出てきた一皿。
カメラマンがいるときに出してほしかった~と思いましたが、そういう気を飾らないところも、このお店の良さだと思いました。
世界遺産・縄文遺産とMAP
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まだまだ紹介しきれない函館、次は歴史にフォーカスします。
函館で歴史といえば明治や大正の建築を思い浮かべる人も多いと思いますが、
それよりも遥か昔、縄文時代の遺跡があり、2021年には世界文化遺産に登録(北海道と北東北の縄文遺跡群)されているのです!
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/00f652fa33befc92a65c008af66b2d11fee469593a26a26f6972a5122b4ac08b65dedad662b80.jpg)
北海道初の国宝、中空土偶(愛称カックウ)は国内最大級の土偶。
この土偶がいるのも函館なんですよ。
函館には二つの縄文遺跡が世界遺産に登録されているので、隣の森町(もりまち)にある遺跡とともにめぐってみてください!
江差、春の息吹。
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そして函館から道南地方をぐるりとめぐり、日本海側の江差町(えさしちょう)へ。
函館・江差・松前の3カ所は、北前船の歴史に関して日本遺産に登録されているんですよ。
北海道の中でも、世界遺産と日本遺産の両方があるのは、この道南地方だけ!
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/e1199cb31cae0a176a5e97c841d4186b4199a89fc97e8eade41564716b2d975d65dedad666232.jpg)
明治時代に入り、蝦夷地が北海道と名付けられて150年以上たちますが、この江差町には370年以上もつづく神事「姥神(うばがみ)大神宮渡御祭」があります。
「北海道」と呼ばれてからの歴史より、はるか前の時代から、北前船を通して商人たちが行き来していた歴史にも注目です。
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/b8bbb0a9d893e8471e96dab126e8ea0f3a05aee08f358e7a5bbeb2dbc87cb3de65defd61170df.jpg)
江差町では郷土料理や郷土菓子など、歴史をたどりつつ、今も地元の人に愛されているお店をご紹介しています。
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/a6cc15e81cc8fa5b22ac5bc3306dba600944eefd8a0bde84171a31db8700f18765dedc1701302.jpg)
老舗の五勝手屋本舗さんでは、特別に春の和菓子を撮影。
中でも個人的に気に入ったのは「ゴッコ」!
別ページで郷土料理の「ごっこ汁」を取材した後だったので、この不思議な魚ゴッコを和菓子にしてしまうあたり、ものすごいセンスだ!と感動いたしました。
道南から東北をめぐる。
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/c06c36a551464f34e16bdd87b7b1f0245378078a59758809ea1c91a31b83627365e02a018a6bf.jpg)
最後は、津軽海峡を渡り、道南から東北地方へ。
ここでは新幹線でつながるまちのうち、道南の10市町村と、東北の一部(青森県・岩手県)の魅力をご紹介しています。
私たち北海道で制作している「北海道生活」から見ると、北海道から東北へ、となりますが、北海道以外で暮らしている方にとっては「東北から北海道へ」という意識になるかもしれません。
春、桜前線とともに、東北から道南へとじっくり旅をしてみたい方には、この「北海道生活」春号1冊だけで十分に楽しめるようにつくっています。
「これまで何度も旅行してるよ~」という方にこそ、新しい発見ができて楽しめるように紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね!
(編集長)
![3月1日発売!「北海道生活」春号は、新・函館と道南の旅](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/dc60f95e5cc4d2c07b4b04bb64ffb6b919dbda298d8b90c0cce86894a27ebd8665e02b592ea35.jpg)