2025/08/09 11:30
北海道生活
夏の北海道旅|歴史のロマン香る増毛町で地酒と魚介に酔う
夏の北海道は魅力がいっぱい。自然豊かな絶景や観光スポット、美味しいグルメ、多彩なアクティビティなど、各地の夏のおすすめをご紹介。さぁ北海道旅へ出かけよう!
【道北・留萌エリア】
増毛町(ましけちょう)
ニシン漁での歴史と栄華を伝える、
250年前のロマンがかおるまち
約250年前に漁場が開かれ、ニシン漁で栄華を極めた増毛町。日本海や暑寒別岳などの自然にも恵まれ、足を運ぶ観光客も多い。石造りのレンガ倉庫や木造建築物などが観光スポットになっている。

明治時代から残る「旧商家丸一本間家」は内部見学も可
オーベルジュましけ
日本海に沈む夕日を眺めながら、
旬の素材の創作洋食料理に舌鼓

落ちついた雰囲気の別館・洋室ツインルーム
日本海に沈む美しい夕日を眺めながら、料理長による増毛の豊かな海の幸を活かした創作洋食料理に舌鼓。日帰り入浴も可能な自慢のトロン温泉は身も心もあたたまり、増毛町の美食とともに癒やしのひとときを与えてくれる。

和食中心の創作コース。地産地消にこだわった料理を提供
オーベルジュましけ
- 住所/北海道 増毛郡増毛町 別苅217-1
- 電話/0164-53-2222
- 営業時間/ チェックイン/チェックアウト 15:00/10:00
備考/レストラン/ランチ11:30~L.O 13:30(貸切などにより休業の場合あり、要問い合わせ)、日帰り入浴 11:00〜22:00 最終受付21:30
- 定休日/なし(レストランは水・木曜)
- 駐車場/あり(50台・無料)
増毛駅
休憩スポットとして使える、
廃駅になった増毛駅駅舎

映画「駅 STATION」の舞台となった、観光案内所「風待食堂」が隣接
1921(大正10)年の開業当時の写真を参考に2016年に廃駅になった増毛駅駅舎の外観を再現。観光・交流施設として利用されている。施設内には売店があり、散策中の休憩スポットとしても活用されている。

駅舎横に道内出身の彫刻家・五十嵐威暢氏作のモニュメントを設置
●増毛駅駅舎
住所/北海道増毛郡増毛町弁天町1丁目
TEL/0164-53-1108
アクセス/沿岸バス「暑寒別橋」停よりすぐ
増毛駅駅舎
- 住所/北海道 増毛郡増毛町 弁天町1丁目
- 電話/0164-53-1108
- 営業時間/-
- 定休日/-
- 駐車場/あり(60台・無料)
国稀酒造
人気の蔵元限定日本酒や、
酒粕を使った食品などを開発

築100年を越える歴史ある建物内では見学・試飲もできる
日本海に面した日本酒の酒蔵で、ニシン漁最盛期の頃から地元民に愛された日本酒。甘口から大辛口まで幅広い味わいが楽しめ、蔵元まで行かなければ手に入らない限定酒もあり、四季折々で地元食材とのペアリングが楽しめる。酒粕を使用した食品やコスメなどの新商品も購入できる。

写真右より夏限定「特別純米酒生貯蔵 みずおと」720㎖/1,760円、「冷やして飲む甘酒270円、長期保存可能な「食べる酒米スナック」400円、ほかにも酒粕を使った人気商品が多数あり
国稀酒造
- 住所/北海道 増毛郡増毛町 稲葉町17
- 電話/0164-53-9355
- 営業時間/ 9:00~17:00
備考/試飲コーナーは〜16:30
- 定休日/年末年始
- 駐車場/あり(30台・無料)
暑寒別岳
「花の百名山」に選ばれた、
増毛山地の美しき最高峰

増毛山地の主峰であり、群別岳、南暑寒岳、雄冬岳などが連なる
「花の百名山」にも選ばれ、6月中旬から7月にかけて山頂一帯に固有種の花々が咲き誇る増毛山地の最高峰。山麓に原始林が広がり、晴れた日には山頂から大雪山や羊蹄山、利尻山、積丹半島などの雄大な景色を一望できる。
問い合わせ/増毛町観光協会
TEL/0164-53-3332
TOPIC
「増毛春の味まつり」
〜地酒に甘エビ、タコ、ホタテ〜
地元産のエビやタコ、ホタテなど新鮮な魚介類を使った料理と地酒が味わえ、音楽ライブやステージゲームなども開催されるグルメイベント。
日程/毎年5月最終の土・日曜
時間/10:00~14:00
会場/駅前歴史通り周辺
問い合わせ/増毛町観光協会
TEL/0164-53-3332
