2024/09/08 20:00
「北海道生活」編集長

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

2024年9月6日(金)、札幌の秋の風物詩「さっぽろオータムフェスト」が開幕しました!

初開催は2008年、私が「北海道生活」編集長になった年なのですが、その当時は札幌の女性向けタウン誌「poroco」の編集長と兼務していました。

「夏といえばビアガーデン」が定着していた大通公園に、収穫祭のような秋のグルメイベントが現れたときの衝撃は今でも忘れられません。

「ビアガーデン=サラリーマン」のイメージではなく、「グルメやワイン、食材」と食の楽しみが広がり、これは女性にも喜ばれるぞーと感動したのを覚えています。

当時のイベントを形づくった方々は私にとってはレジェンド的な存在でしたが、今ではそれぞれの仕事が変わって「さっぽろオータムフェスト」をともに楽しむ仲間となりました。

というわけで、かれこれ15年ほど一緒に飲んでいる仲間たちと、今年も初日から休みを取ってオータムフェストに参加です。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

まずは11丁目会場から、ここはもともとは4丁目にあった「シェフズキッチン」という、札幌のフレンチやイタリアンのシェフがワンコインメニューを提供して話題となった企画がこちらへお引越し。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

しかも、今ではコンシェルジュのような有料席も登場しています。

(厳密には、ドリンクチケットをまとめて買っておけば、席料はかからないシステムだそう)

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

先に飲み始めてた仲間たちのテーブルを見てびっくり!

「なんじゃ、こりゃあ!」と、いきなりセレブの集まりかと錯覚。

中身はリーズナブルなオーストラリアのスパークワインだったのですが、いきなり肝を冷やしました。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

それでも「シェフズキッチン」のメニューは、毎年ハイクオリティ。

この日の担当は「オステリア エストエストエスト」で、公式HPのメニューを見てみますと……

●北海道秋の恵み盛り合わせ(湧別産帆立と道産北あかりのニョッキ、ジェノベーゼ/滝川産鴨のパイ包み とかちマッシュのペースト トリュフ風味/手稲山口「松森農園」みやこ南瓜のパンナコッタ)

●清里「しのだファーム」ピュアホワイトの冷製ポタージュ ファットリア ビオ リコッタのムース

●余市「北島ワインポーク」のポルケッタと大空町・女満別産「きたロッソ」のスパイス煮 「トムトイ」のクルミパンのパニーノ

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

●静内「北大短角牛」の赤ワイン煮込み 清里「しのだファーム」インカのめざめのピュレ 手稲山口「松森農園」の万願寺唐辛子

●十勝エゾシカ肉のラグー 留萌小麦「ふたば製麺」ルルロッソのフェットチーネ

……と、これだけでも、本格的な料理ばかり。

今ではワンコインとはいきませんが、レストランで食べるよりもリーズナブル。それでいて、ちゃんとした陶器の食器で提供するところが、初回から変わらないこだわりです。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

(こちらの画像は昨年の会場の様子を再掲載しています)

お次は、となりの10丁目会場へ。

こちらは肉料理に特化したエリアで、協賛のニトリの家具やテントの中で食事が楽しめます。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

こちらにもドリンクチケット前払いの有料席があり、ニトリのインテリアの中で腰を落ち着けて、ビール「SORACHI」と滝川産の鴨のコンフィなどを買ってきました。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

その次は、8丁目会場へ。

ここには、北海道各地の市町村から特産品やご当地メニューの屋台が集まります。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

私が必ず行くのは、「奥尻町」つまり奥尻島の海鮮焼き。

毎年たくさんの市町村が入れ替わる中でも、入れ替わってなくて担当の人も変わらないところには、その人の顔を見に行くという目的があります。

「今年も来ましたよ!」とご挨拶できるのがうれしい。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

仲間たちが買ってきたのは、ホルモンにジンギスカンやきそば。

そうそう、朝からスパークリングワインで乾杯し、フレンチやイタリアン、鴨のコンフィなんて、おしゃれにグルメを楽しんできたので、そろそろこういうソウルフードが恋しくなる頃です。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

そして我々のメイン会場となる7丁目会場へ。

黒を基調としたお店では、ビール、ワイン、サワー、酒のあて、と飲兵衛のためのメニューが目白押し。

友人とオータムに飲みに行こう!となると、たいがい7丁目集合となります。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

もうこのへんになると、料理の種類とか、お酒の種類とか、すっかり「わや(北海道弁でめちゃくちゃ)」になってしまうほど、酔っぱらってしまっています。

ケンタッキーみたいな入れものに、お肉がたくさん入っている……後でスマホを見て、だんだん記憶がよみがえってきました。

夕方になると、出勤していた知り合いが、一人また一人と参加します。

こちらは食べすぎ飲み過ぎでふらふらですが、これから飲むぞーという人たちは元気です。

札幌のグルメイベント「オータムフェスト」で、今年も食いだおれ。

6丁目会場では毎年クラフトビールを飲むので、このときは士別市の「士別サムライブルワリー」のビールを頼んでいました。

そう、この時点で、飲み始めてから6時間以上経ってる……意識もうろうとしています。

最後は4丁目で〆となったのですが、立ち飲みしていても体がふらふらで、心配した仲間たちに送られて、なんとか帰宅して「食いだおれ」の文字通り倒れこみました。

いや~、今年も食べ過ぎ、飲み過ぎた~~!

食いだおれ、飲みまくり、もちろん体に良くないとわかっているのですが、こんなことを一緒に楽しむ仲間がいてこそやってしまうのです。

そして、北海道には美味しいものがありすぎます‼

これでも会場のほんの一部しか行っていないので、会期中には何度か足を運んでみようと思います。

(「北海道生活」編集長)

2024さっぽろオータムフェスト

期間/2024年9月6日(金)~9月29日(日)

会場/大通公園 10:00~20:30(ラストオーダー20:00)

HP/ https://www.sapporo.travel/autumnfest/



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