2024/09/14 10:30
北海道生活
ココノ ススキノに新ラーメンエリア「mingle!」誕生!5店を食べ比べ
オープンした新エリア! ラーメンフードホール「mingle!」
札幌・すすきのに昨年11月末にオープンした新しいランドマーク「COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)」。4階 飲食フロア「COCONO横丁」に10月12日(木)、5店のラーメン店が集うラーメンフードホール「mingle!(ミングル)」がオープンしました!
また、地下1階には 台湾ティー専門店「The TEA」、そして 1階には居酒屋「北〇(キタマル)」が同時にオープン。
私たちは(北海道生活WEBスタッフと姉妹誌の編集スタッフと合わせて4人で)ひと足先に、オープン前日のプレス発表へ。5店舗の自慢のラーメンと台湾ティーを体験してきましたので、その味わいとお店の様子などをお伝えしましょう!
ラーメン好き必見!5店の個性豊かなラーメンが楽しめる「mingle!」
ラーメン5店舗、「MEN in EZO」「札幌つけ麺 風来堂」「札幌真麺処 幸村」「麺屋 竹蔵」「人類みな北海道」。どのお店から味わってみようか…
ココノ ススキノ4階の飲食フロア「COCONO横丁」に登場したのは、ラーメンフードホール「mingle!(ミングル)」。道内外から厳選された5つのラーメン店が集結しました。約200席の客席は共用で、どのお店のラーメンを選んでも一緒に訪れた友達や家族と食事を楽しめる空間になっています。ではさっそく、5店舗のラーメンを「いただきまーす!」。
いざ、5店舗ラーメンめぐり
◆MEN in EZO susukino
まず訪ねたのは、札幌の人気店「MEN in EZO(えぞ)」。「一杯のラーメンで北海道を思う存分感じて楽しんでもらう」というスローガンのもと、ここでしか食べられない限定メニューも多数揃っています。
ひと際目立つ「プレミアムまぜSOBA」。おしゃれで贅沢な一品
いただいたのは、見た目も印象的な「プレミアムまぜSOBA ローストビフ」(1,980円)。たっぷりのローストビーフが贅沢に盛られた一品で、パスタのようなもっちりとした平麺が、ローストビーフの旨みと甘めのタレによく合います。これは間違いなく、お酒のお供にぴったり!? 振り返るとカウンターにはシャンパンのボトルが置いてありました(笑)。「プレミアムまぜSOBA」は、ほかにシーフード、ベジタブルもあります。また、「札幌じゃが白湯らぁめん」はクリーミー味噌やプレミアム醤油・プレミアム塩などがり、こちらも人気の一品になりそうです。どれも見た目にもこだわった、おしゃれな一杯。ラーメンとシャンパンという、新しい味わい方が楽しめそうですね。
数々の国内外ラーメンイベントにてグランプリを受賞している「in EZO」。ニューヨークで開催されたというラーメンイベントでの受賞トロフィーを横に、記念の一枚を撮影
すすきの街並みや、ノルベサの観覧車を眺めながらラーメンを味わえる。夜景もきれいそう!
ここでしか食べらない、一杯のラーメンをぜひ
◆麺屋 竹蔵
続いて向かったのは、星野リゾートトマムに本店を持つ「麺屋 竹蔵」の2号店。「美味しさがベースのアンチエイジングらーめん」というコンセプトは、女性にも嬉しいですね。
看板メニューの「帆立塩らーめん」(1,300円)をいただきました。北海道産昆布でとった出汁でミネラルたっぷり、あっさりながら北海道産ホタテの旨みが凝縮された一杯です。高級感……! 味わいはもちろん、盛り付けやきれいなストレート麺、金のラーメンどんぶりや竹の器(うつわ)も美しい。
見た目も美しく、食べ方に感動を与えてくれる一杯。看板メニューの「帆立塩らーめん」
ホタテペーストとあおさが竹の器に添えてあり、‟味変”が楽しめるようになっています。ホタテペーストを加えるとホタテ感がさらに強くなり、最後にあおさを加えると風味がよりアップ。全粒粉を使用した低カロリー・低糖質のストレート麺は、プラス200円でグルテンフリーの麺に変更することもできるそうです。
きれいなストレート麺。表面を軽く炙ったホタテが香る
「帆立塩らーめん」。運ばれてきたときには金のどんぶりに驚き、きれいな盛り付けに見入ってしまう
◆人類みな北海道
行列が絶えない大阪の人気店「人類みな麺類」が、常設店舗として札幌に初出店! こちらでは店名を『人類みな北海道』として、北海道限定の魚介系味噌ラーメンを提供しています。
魚介系風味をベースに北海道味噌を合わせた「北海道味噌ラーメン」
今回は、「北海道味噌ラーメン」(1,100円)をいただきました。甘みとコクのあるスープが太ストレート麺にしっかりと絡み、低温調理でやわらかくほろほろ崩れるチャーシューや、たっぷりのにんにく(本当にたっぷりとスライスニンニクが入っています)がパンチのある一杯! これぞ「THE 味噌ラーメン!」といえる、濃厚で満足感たっぷりのラーメンでした。
ほろほろとやわらかなチャーシュー。甘みとコクのあるスープや麺の味わいともマッチ
「北海道味噌ラーメン」が運ばれてくると、その見た目と香りに食欲をそそられる
おすすめは、チャーシューがぐるりとトッピングされている「北海道味噌スペシャル」(1,400円)とのことで、次回はこちらもぜひ試してみたいです!
まだまだ続きますよ~!
「人類みな北海道」。ユニークなこの店名ロゴを覚えてね!
◆札幌真麺処 幸村
王道の札幌味噌ラーメンを進化させた「札幌真麺処 幸村」は、地元のラーメン好きにも支持される札幌の名店の一つ。札幌市内には複数店舗ありますが、中央区には初めての出店だそうです!
幸村の看板メニュー「札幌味噌ラーメン」
看板メニューの「札幌味噌ラーメン」(1,080円)をいただきました。マイルドな味噌と焦がしニンニク醤油の香ばしさ、10時間煮込んだ豚骨白湯スープが絶妙なバランス。奥深く甘みのある味わいが特徴的です。たっぷりの具材やおろししょうがも、さらに味を引き立ててくれます。これはまさに、札幌市民が大好きな王道の札幌味噌ラーメン。何度食べても、食べ飽きない味ですね。
味噌と焦がしニンニク醤油が香る!熱々をいただこう
親しみやすいスタッフの皆さん。笑顔で自慢のラーメンを出してくれる
店主さんは、「ココノ ススキノはインバウンドや観光客もターゲットだけど、地元の人たちにもぜひ食べてほしい」と話していました。地元の方にとっても‟いつものラーメンがここでも食べられる”、そんな親しみやすいお店を目指しているそうです。
地元のラーメン好きにも支持される名店!
◆札幌つけ麺 風来堂
5店舗あるラーメン店めぐりのラストは、北海道らしさを大切にした‟札幌つけ麺”のお店「札幌つけ麺 風来堂」。「特製味噌つけ麺」(1,500円)をいただきました!
風来堂の「特製味噌つけ麺」を、おすすめの美味しい味わい方でいただこう!
教えていただいた美味しい味わい方は…、「麵の下には魚介系の出汁が入っているので、まずは出汁と絡めて麺をそのまま味わう」。こだわりの麺から小麦の香りが広がり、ストレート麺の食感も楽しめます。次に、つけ汁に麺をつけて食べる。濃厚でありながら、くどくないつけ汁が見事なバランスです。つけ麺 私史上No1かも…!? ほろほろ食感のチャーシューと、ほのかにゆずが香る爽やかなメンマも絶品でした。「最後には、つけ汁を出汁で割って飲むのもおすすめ」とのことで、一度に複数の味わい方が楽しめるラーメンでした!
まずは、魚介系の出汁と絡めて麺を味わう
次に、つけ汁に麺をつけて食べる。口に広がる美味しさを感じて!
本店では地元の方を中心につけ麺を楽しまれているそうで、「ココノ ススキノでは、観光客の方にもぜひつけ麺を味わってほしい」と話していました。
さすがにもうお腹いっぱい…。ココノ ススキノ店限定だという「カニチャーハンセット」は次の機会にぜひ!と誓いました。
看板メニューの「特製味噌つけ麺」。次はぜひ「カニチャーハンセット」を…
「mingle!」でホールの空間デザインや演出も楽しもう
また、ラーメンフードホール「mingle!」では、ホールのデザインや装飾なども楽しんでください。壁には富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」をモチーフにしたラーメンのグラフィックデザインが施されていたり、ラーメンの寸胴をイメージしたステンレス調のイスが配置されているなど、さまざまな演出を見つけることができますよ。
暖簾や、見上げるとラーメンどんぶりの装飾も?!
ラーメンの寸胴をイメージしたステンレス調のイスは、中に上着やカバンを収納できて便利!
ラーメンサンプルを発見! 富嶽三十六景をモチーフにしている
好みの席で美味しいラーメンをいただくのも、好みの場所で映え写真を撮るのも、いろいろ楽しんでみてください!
本場台湾の味と、北海道の旬を楽しむ新店舗も!
ラーメンフードホール「mingle!」以外にも、地下1階と、1階フロアに新しい店舗がオープンしました。こちらも見ずには帰れませんね。
左/地下1階にオープンした 台湾ティー専門店「The TEA」 右/1階にオープンした居酒屋「北〇」
◆The TEA
地下1階にオープンした「The TEA」は、台湾出身の店主が厳選したメニューが並ぶ台湾ティーショップ。本場台湾の味を楽しめると話題です。
なんと、常時30種類以上あるというティーメニューや季節限定のティーも用意されていて、さらにお好みでタピオカや仙草ゼリーなどのトッピングを選べます。甘さや氷の量なども自由にカスタムできるので、味わい方は無限大ですね!
今回はスタッフ4人で、それぞれ好みの台湾ティーを注文してみました。それぞれの感想も、どうぞ。
4種類の台湾ティーを注文。カラフルで可愛い
・黒糖ミルクティー タピオカ・仙草ゼリートッピング(M630円)/写真:右手前
「タピオカもちもち。仙草ゼリーがほろ苦くて、大人っぽい味わいです」
・黒糖抹茶ミルクティー(M550円)/写真:中央右
「黒糖の甘みと抹茶の苦みのバランス…好き!」
・冬瓜青(とうがんちん)レアティー(M500円)/写真:中央左
「思っていたよりも甘いけれど、レモンとチアシードが爽やかですっきりしています」
・豆花(とうふぁ)苺ティー(期間限定・M650円)/写真:左奥
「フルーティなイチゴの香り! 豆花はつるんとした滑らかな舌触りで、新鮮な食感です」
今期のおすすめの一つ、季節限定「豆花(とうふぁ)苺ティー」
気づけばストローはハート型「♡」、可愛い! 店内もカラフルなティーのように愛らしい雰囲気でした。
実は私、タピオカ初体験(遅すぎる…)。ボリュームたっぷりで満足感が高く、スイーツみたいなドリンクですね。
トッピングは、タピオカ、仙草ゼリー、ミルク餅、ナタデココから選べます。1つ目のトッピングは無料(ナタデココのみ80円)で、増量または2つ目のトッピング追加は80円。氷の量や甘さも選べるので、自分好みにカスタムできるのも楽しいです。何度も訪れて、いろいろ試してみたくなります。
たくさんのティーメニューから一つ選び、トッピングで自分好みにカスタムして味わいを楽しもう
◆北海道の旬とうまい酒 北〇
1階にオープンした「北〇(キタマル)」は、北海道の旬の食材と美味しいお酒を楽しめる老舗居酒屋。ココノ ススキノの外に一度出て、外の入り口から入店するスタイルです。
店内に入ると、天井を埋め尽くす行灯が和の雰囲気を醸し出しています。大きなスクリーンも設置されており、今後はスポーツ観戦などのイベントも計画しているそうですよ。北海道の食材を使った料理と、地酒を楽しめる、大人の隠れ家的な空間という印象でした。ランチもあるので、お昼に行ってみるのもよいかもしれませんね。
ココノ ススキノの新しいグルメスポットを思いっきり堪能してきました! ラーメン好きにはたまらない「mingle!」をはじめ、本場台湾ティーの味が楽しめる「The TEA」、北海道の旬を味わえる「北〇」と、バラエティ豊かな店舗が登場しました。それぞれ何度も足を運びたくなる魅力的な空間です。皆さんも、新しいグルメスポットを楽しんでみてくださいね!
(「北海道生活」WEBスタッフ)
写真は、ラーメンフードホール「mingle!」
●COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)
住所/北海道札幌市中央区南4条⻄4丁目1番1
WEB/https://cocono-susukino.jp/
アクセス/
・札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅出口5より直結、札幌市電「すすきの」駅徒歩1分
・バス利用の方は「すすきの」駅に3路線が停車(【快速7/H/J】系統・【快速8/J】系統・【南55】系統)
・車やバイクの方は、札幌北IC出口から約20~25分